ePCIとは

  ePCIとは「昭和大学医療人のための臨床研究教育支援プロジェクト」の英語標記(education Project for Clinical Investigators)の略称で、旧昭和大学研究推進室が2016年10月より新たに立ち上げ、2019年4月より統括研究推進センター(Showa University Research Administration Center: SURAC)に移管された、臨床研究推進のためのプロジェクトです。

  SURAC研究推進部門が管掌するePCIでは、昭和大学に所属する全ての医療人を対象として、臨床研究の実践に必要な臨床疫学や臨床統計学の基礎的なスクール形式のセミナーだけでなく、これらの理解を深めるための双方向性のセミナーやワークショップを提供しています。SURAC研究推進部門では、統計解析ソフト(JMP)のオンラインでの配布(学内限定)などの研究環境の整備や、随時個別の研究相談も併せて行ってきました。2019年9月からは本学教育職員を対象とした、英文論文校正の特別割引が可能となる契約を、カクタス・コミュニケーションズ株式会社(エディテージ・Editage)と締結致しました。また、2019年9月からは統計解析ソフトのなかでも世界で最も多く利用されているもののひとつで、その信頼性も確立されているSAS(JMP Clinical)の無料提供を、本学専任教育職員・大学院生を対象として開始しました。併せて10月からは、SAS(JMP Clinical)を用いたアドバンスドなトピックまで扱うハンズオン・セミナーも開講します。

  多忙な臨床現場の医療人の皆さんが出来るだけ負担が少なく、効率的に臨床研究の基本的で本質的な理論や実践的な手法を学んで頂けるよう、対面式のセミナーやワークショップと遠隔学習(e-Learning)のハイブリッド方式の学習プログラム構築し、オンライン学習サイトではe-Learning コンテンツのオンデマンドでの提供を行っています(ePCIのeはe-Learningのeの意味も併せ持っています)。ePCIは、実際に臨床研究に着手し、データを収集・解析を行う「前段階」に最低限必要な臨床研究のリテラシーの習得を目標にしてきました。今後は、情報通信技術(Information and Communication Technology: ICT)を更に活用しつつ、スモールグループ学習も取り入れて次世代のを担う人材育成にも注力し、より実践的な研究活動の推進に挑戦していきます。

「現場の医療人だからこそ実施可能な臨床研究の推進を目指して」

をモットーに、プロジェクトを継続、発展させていく所存でございますので、引き続きのご支援ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。 

令和元年(2019年)9月吉日 改訂

昭和大学統括研究推進センター 教授・副センター長(研究推進部門)

長谷川 毅