ePCI担当教員の長谷川 毅 教授(昭和大学 統括研究推進センター / 大学院医学研究科衛生学・公衆衛生学分野 / 医学部内科学講座腎臓内科学部門)らの英文原著論文、” Association between serum iron markers, iron supplementation, and cardiovascular morbidity in pre-dialysis chronic kidney disease.”がNephrology Dialysis Transplantationにオンライン掲載され、[PubMed]にも収載されました。Open accessで[Fulltext]も公開され、全文PDFもダウンロードできるようになりました。
Hasegawa T*, Imaizumi T, Hamano T, Murotani K, Fujii N, Komaba H, Ando M, Maruyama S, Nangaku M, Nitta K, Hirakata H, Isaka Y, Wada T, Fukagawa M (*corresponding author). Association between serum iron markers, iron supplementation, and cardiovascular morbidity in pre-dialysis chronic kidney disease. Nephrol Dial Transplant. 2023; DOI: 10.1093/ndt/gfad096. [PubMed][Fulltext]
本研究は、昭和大学3病院(旗の台、藤が丘、横浜市北部)も参加した、わが国の慢性腎臓病(CKD)診療中核17施設から構成される、日本CKDコホート研究(CKD-JAC)からの解析結果です。本研究結果から、保存期CKD患者において、血清トランスフェリン飽和度(TSAT)を20%以上に保ち、また適切な鉄補充を行うことによって、心血管疾患イベントのリスクを低減する可能性が示唆されました。
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