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【研究業績】担当教員らの英文原著論文が Peritoneal Dialysis International に掲載されました

ePCI担当教員の長谷川 毅 教授(昭和大学 統括研究推進センター研究推進部門/ 大学院医学研究科衛生学・公衆衛生学分野 / 医学部内科学講座腎臓内科学部門)らの英文原著論文、” Association between the use of exchange devices for peritoneal dialysis fluids and peritonitis incidence: A nationwide cohort study.”がPeritoneal Dialysis International に掲載され、[PubMed]にも収載されました。

Hasegawa T*, Noma H, Hamano T, Abe M, Wada A, Honda H, Ito Y, Masakane I, Nitta K. (*corresponding author). Association between the use of exchange devices for peritoneal dialysis fluids and peritonitis incidence: A nationwide cohort study. Perit Dial Int. 2021; DOI: 10.1177/08968608211051591. [PubMed]

本研究結果から、腹膜透析(Peritoneal dialysis: PD)患者における腹膜透析液接続交換デバイスはPD関連腹膜炎発症リスク低下に効果を認めない可能性が示唆されました。接続交換デバイスはわが国でのみ広く使用されている医療機器です。本研究は観察研究であり、残余交絡などの限界はありますが、今後更なる研究で、接続交換デバイスの臨床的有効性が検証されることが求められます。

その他、ePCI関連の研究業績につきましては、ePCIホームページの研究業績タブをご参照下さい。