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【活動実績】第4回 実践臨床研究コンサルテーション演習

2017年7月10日(月)19時~20時に昭和大学1号館7階講義室において、第4回実践臨床研究コンサルテーション演習(「昭和大学医療人のための臨床研究教育支援プロジェクト(ePCI)」主催)が行われました。

12名の教職員の方々が昭和大学、昭和大学病院、昭和大学附属東病院のある旗の台キャンパスだけでなく、歯科病院、藤が丘病院などからご参集、出席下さいました。

医師だけでなく、歯科医師、薬剤師、看護師など多くの職種の方に参加して頂きました。

セミナーでは、下記の臨床研究のご発表がありました。

「バンコマイシンの高トラフ値に対する要因解析」

鈴木絢子 先生(昭和大学藤が丘病院薬局)

大変活発なディスカッションが展開され、有用なフィードバックがなされたものと思います。

事後アンケートを施行し、5段階評価で「全体的な満足度」を評価して頂いたところ、「とても満足している」、「満足している」との回答が約100%でした。

同様に5段階評価で「ご自身の臨床研究に有用でしたか」とお聞きしたところ、「強くそう思う」、「そう思う」との回答が100%でした。

また、「同様のセミナーの参加を他の人に勧めますか」との5段階評価の質問には、「強く勧める」、「勧める」との回答が100%でした。

事後アンケート(自由記載)で参加者の方々から、

「次回から積極的に質問します。」

「初めてコンサルテーションに参加しました。進め方が分からなかったので、質問や意見を求められたときに、発表の内容があいまいな記憶で困ってしまいました。スライドのハンドアウトを用意していただき、会終了後に回収していただくといいのではと感じました。」

「コンサルテーション演習では、自分の専門分野と異なる研究の場合、その分野の背景知識がないため、その研究の意義などの重要性が分かり難いと思うので、プレゼンの初めにもう少しその研究の意義やその研究で明らかにしようとしている範囲などを専門外の人向けに少し説明してもらえるとより親切かと思いました(例、スライド1~2枚)。聴衆がプレゼンの初めで躓くとそれ以降の話の流れについていくのが難しくなっているのかもしれないと感じました。時間などの制約もあるかもしれませんし、その都度聴衆が質問すれば良いだけなのかもしれませんが。」

などの講評を頂きました。今後のセミナーをより良くするために参考にさせて頂きたいと存じます。

最後になりましたが、セミナー開催を手伝って下さいました、ePCI プロジェクトメンバーの矢嶋宣幸先生(昭和大学病院リウマチ膠原病内科)、逸見 治先生(昭和大学研究推進室)、西脇宏樹先生(昭和大学藤が丘病院腎臓内科)に厚く御礼申し上げます。

その他、ePCI関連の活動実績につきましては、ePCIホームページの活動実績タブをご参照下さい。