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【活動実績】第1回 実践臨床研究コンサルテーション演習

2017年2月27日(月)19時~20時に昭和大学1号館7階講義室において、第1回実践臨床研究コンサルテーション演習(「昭和大学医療人のための臨床研究教育支援プロジェクト(ePCI)」主催)が行われました。

25名の教職員の方々が昭和大学、昭和大学病院、昭和大学附属東病院のある旗の台キャンパスだけでなく、歯科病院、藤が丘病院などからご参集、出席下さいました。

医師だけでなく、歯科医師、薬剤師、看護師など多くの職種の方に参加して頂きました。

セミナーでは、下記の臨床研究計画のご発表がありました。

「経鼻カニューラの全身麻酔後酸素投与効果:ランダム化比較試験」

齊田瑠加先生(歯学部全身管理歯科学講座歯科麻酔科学部門)

「妊娠中の心拍数上昇の母体新機能に及ぼす影響に関する研究」

山下有加先生(藤が丘病院産婦人科)

大変活発なディスカッションが展開され、有用なフィードバックがなされたものと思います。

事後アンケートを施行し、5段階評価で「全体的な満足度」を評価して頂いたところ、「とても満足している」、「満足している」との回答が約90.0%でした。

同様に5段階評価で「ご自身の臨床研究に有用でしたか」とお聞きしたところ、「強くそう思う」、「そう思う」との回答が80.0%でした。

また、「同様のセミナーの参加を他の人に勧めますか」との5段階評価の質問には、「強く勧める」、「勧める」との回答が100%でした。

事後アンケート(自由記載)で参加者の方々から、

「質問も含めて建設的な内容で有意義な時間でした。」

「スモールグループで症例検討し発表するスタイルがよいと思った。」

「自由に意見を出してもらうという形式は悪くはないですが、最初はファシリテーターが皆でディスカッションするテーマを提示し、それについて意見のある人が発言する という感じで進めたほうが良かったのでは と思いました。たとえば、「概念モデルについて意見のある人いますか?」とか、「では研究方法について意見のある人は?」など・・。
上記のようにすることで一人が長々と意見を述べるという事態も避けられ、限られた時間であっても多くの人が発言できるようになるのではと思いました。」

「マイクが壊れていたとのことですが、質問内容が聞こえない箇所が多々ありました。前方への着席を促すなどアナウンスがほしかったです。」

などの講評を頂きました。今後のセミナーをより良くするために参考にさせて頂きたいと存じます。

最後になりましたが、セミナー開催を手伝って下さいました、ePCI プロジェクトメンバーの矢嶋宣幸先生(昭和大学病院リウマチ膠原病内科)、逸見 治先生(昭和大学研究推進室)に厚く御礼申し上げます。